ボンボローニとマラサダドーナツは見た目が似ているのですが、どんな違いがあるのでしょうか?
今回は、ボンボローニとマラサダドーナツの違いや共通点などを調査してみました。
ボンボローニとマラサダドーナツはどんな違いがあるのか?どんな作り方をしているのかご紹介していきますね。
ボンボローニとマラサダドーナツの違いや共通点はどんなところ?
最近マリトッツォの次に来ると言われている噂の「ボンボローニ」ですが、見た目が似ている「マラサダドーナツ」とはどんな違いがあるのでしょうか?
ボンボローニとマラサダドーナツの違いや共通点を調査してみました。
ボンボローニとマラサダドーナツは発祥の地が違う
まず、ボンボローニとマラサダドーナツはどこのスイーツなのか?というと、発祥の地が違いますよ。
ボンボローニ(Bomboloni)はイタリアのトスカーナ地方の郷土料理と言われ、イタリアでは朝食やお菓子としてよく食べられている揚げパンです。
マラサダドーナツの方は、マラサダ(Malasada)と言って、ハワイの定番スイーツなんですが、元々はポルトガルの伝統のお菓子だったようですよ。
ハワイでは中にクリームが入ったマラサダも人気があるようなので、現在はますますボンボローニと見た目も似ていますよね。
◆ボンボローニはイタリア発祥のお菓子
◆マラサダはポルトガル発祥のハワイで定番のお菓子
ボンボローニとマラサダドーナツは中身が違う
さきほど、ハワイではマラサダの中にクリームを入れてあるマラサダも人気になっているとご紹介しましたが、伝統的なマラサダドーナツは、中身は入っていません。
ポルトガルで食べられていたマラサダは、ラードを消費するために作られたお菓子であり、クリームなどが入っていないシンプルなお菓子だったようです。
なので、ボンボローニは中にたっぷりとクリームなどが入っている、マラサダドーナツは中にクリームなどはなく、シンプルな揚げドーナツという点で違いがありますね。
また、ボンボローニは揚げたてあつあつを食べるという感じではありませんが、マラサダドーナツは比較的揚げたてアツアツを食べるという点でも違うようですね。
◆ボンボローニは中にたっぷりとクリームが入っている
◆マラサダは基本的には中にクリームは入っていない
◆マラサダの方が揚げたてアツアツを食べると美味しい
ボンボローニとマラサダドーナツの共通点
反対に、ボンボローニとマラサダドーナツの共通点はというと、どちらも同じ揚げドーナツというカテゴリーではありますよね。
また、ボンボローニとマラサダドーナツはともに、ドーナツ生地を油で揚げた後、お砂糖(グラニュー糖など)をまぶしているため、見た目が同じですよね。
クリームが入っているか分からない状態であれば、ボンボローニとマラサダドーナツは見た目の区別がつきにくいのではないでしょうか?
ボンボローニとマラサダはどちらもドーナツ生地を油で揚げた後、お砂糖にまぶしているので、見た目がほぼ同じ!
では、もう少し詳しくボンボローニとマラサダドーナツの違いについて、作り方などからご紹介していきますね。
ボンボローニとマラサダドーナツの違いは何?ボンボローニはどんなドーナツなの?
ボンボローニとマラサダドーナツは発祥地や中身の有無などの違いがありましたが、ボンボローニはどんなドーナツなんでしょうか?
ボンボローニの作り方を、こちらの動画を参考にご紹介していきますね。
ボンボローニを作る時は、生地とクリームの材料を用意する必要がありますよ。
【ボンボローニの生地に使う材料】
小麦粉、砂糖、牛乳、卵、ドライイースト(生イースト)、バター、塩
※ボンボローニの生地に卵を使わないというレシピもあります。
【中に入れるクリームの材料:(例)レモンカスタード】
レモン、卵、牛乳、砂糖、小麦粉、コーンスターチ、バター
ボンボローニの作り方をざっくり説明(クリームの作り方は省いています)
- 生地の材料をまぜ、ボンボローニの生地を作る
- 生地を混ぜたら一次発酵させる
- 生地を小分けにする
- 再び生地を発酵させる(二次発酵)
- 生地が膨らんだら油で片面ずつ揚げていく
- 揚げあがったらグラニュー糖を生地の全面にまぶす
- 穴をあけ、ドーナツの中にクリームをたっぷり詰め込むとボンボローニのできあがりです!
このようにボンボローニは揚げドーナツの中にたっぷりとクリームを入れていますよ。
ちなみに、これだけクリームが入って、お砂糖がたっぷり使われるボンボローニはカロリーがかなり気になりますよね?
まだ、あまりボンボローニが出回っていないので、正確なカロリーは分かりませんが、噂ではボンボローニのカロリーは340kcal以上はあるとのことですよ・・・
一般的な焼きドーナツのカロリーは約150kcal、揚げドーナツのカロリーは約244kcalあると言われています。
そう考えると、やはりカロリーは多いので、カロリー摂取を気にしている場合は食べ過ぎに注意してくださいね。
では、マラサダドーナツの作り方はどんな違いがあるのかみていきましょう。
ボンボローニとマラサダドーナツの違いは何?マラサダはどんなドーナツなの?
ボンボローニは中にたっぷりとクリームを入れるという違いがありますが、マラサダドーナツはどんなドーナツなのか、こちらの動画を参考に作り方をみてみましょう。
マラサダドーナツは中にクリームを入れなければ生地だけの材料を用意しますよ。
【マラサダドーナツの材料】
小麦粉、砂糖、塩、卵、牛乳、ドライイースト、ショートニングまたはマーガリン
マラサダドーナツの作り方をざっくり説明
- 材料を混ぜてマラサダドーナツの生地を作る
- 生地をこねたら発酵させる
- 小分けにして再び発酵させる(二次発酵)
- 発酵が終わったら生地を油で片面ずつ揚げる
- グラニュー糖をまぶしてできあがり
こうしてみると、マラサダドーナツの作り方もボンボローニとほぼ同じなので、マラサダドーナツの中にクリームを入れるとボンボローニになる、という感じですね。
クリームの入っていない分、マラサダドーナツのカロリーは低いのかな?と調べたところ、マラサダ1個(60g)のカロリーは約209kcalという情報がありました。
さきほどご紹介したボンボローニがのカロリーよりはもちろん低くなっていますね。
焼きドーナツよりは少しカロリーが高いのでやはり食べ過ぎには注意したいところですね。
ボンボローニのカロリーにつていて、スタバで売っているボンボローニやその他見た目が似ているミスドのエンゼルクリームのカロリーなどと比較してみました。
▼ボンボローニのカロリーは?スタバやコンビニなど商品別まとめ一覧
ボンボローニとマラサダドーナツの違いは?見た目が似てるけどどこが違うの?のまとめ
この記事では、ボンボローニとマラサダドーナツの違いや共通点、作り方などを調査してみました。
ボンボローニはイタリア発祥、マラサダドーナツはポルトガル発祥(現在ハワイのお菓子として人気)という違いがありました。
また、ボンボローニは中にたっぷりとクリームが入っていますが、マラサダドーナツは基本的には中にはクリームが入っていないという違いもあります。
しかし、ボンボローニとマラサダドーナツの材料や揚げドーナツを作り、グラニュー糖をまぶすという作り方まではほぼ同じのようですね。
しかし、中にクリームが入っている分、ボンボローニの方がカロリーは高いです!
美味しいからと食べ過ぎないように気を付けていきましょうね。
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