野球では襟付きユニフォームが今までないのですが、なぜでしょうか?野球のユニフォームに関して規定があるのか調べてみました。
また、過去に新庄選手の襟付きユニフォームで事件になったこともありましたよね。
この記事では、野球で襟付きユニフォームがないのはなぜか?ユニフォームの規定や過去の新庄選手の事件について調査してまとめていますよ。
野球で襟付きユニフォームがないのはなぜ?ユニフォームに規定はあるの?
2022年8月2日~4日の「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」でDeNAベイスターズは襟付きユニフォームを着る予定になっています。
野球のユニフォームで襟付きユニフォームは日本プロ野球史上初らしいのですが、なぜ今まで野球のユニフォームには襟付きがなかったのでしょうか?ユニフォームに規定などあるのか調査してみましたよ。
結論から言うと、ユニフォームの“襟付き”に関しての規定はネット上では見つかりませんでした。
そして、アンダーシャツに関してはも、色の規定はありましたが、襟付き等形状に関しての規定はありませんでしたよ。
日本国内の野球のルールは、試合の進行から道具、ユニフォームに関することまでが細かく規定された「公認野球規則」によって制定されているようですね。
「公認野球規則」は、いわば「野球ルールの教科書」とも言えるものなんですよ。
日本国内の野球界はこの規則を基本として、それぞれの野球団体で独自のルールが設けられている構造になっているようです。
まず、ユニフォームの大前提としては、「全員が同じものを着る」ということが挙げられます。
そして「公認野球規則」に書いてあるユニフォームの規則を簡単に記載しておきますね。
・同じチーム内の選手は、同じ形、同じ色、同じデザインのユニフォームを着用する
・同じチーム内の他の選手と違うユニフォームを着た選手は試合に参加できない
・アンダーシャツの外側から見える部分の色は、チーム全員が同じ色でなければならない
このように、野球のユニフォームの規則では「マーク」「記号の色」など一部だけでも他の選手と異なるデザインや形のユニフォームは認められていないんですね。
アンダーシャツ、靴下、ベルトの色まで統一するように記載されていましたよ。
しかし実際の野球のユニフォームについては、それほど厳しく徹底されているわけではないようですね。
ネックウォーマーを着用していたり、袖が他の選手より長い人や、ズボンをブーツカットのように広がった裾タイプにする選手もいるみたいですよ。
また、アンダーシャツに関しても色は規制されていますが、材質や形状は選手間で異なる場合が多いです。
さらに、試合前や終了後はユニフォームの上からスタジアムジャンパーを着用することもありますよね。
では、昔、新庄選手が襟付きユニフォームを着て事件になりましたが、どんな事件だったのか振り返ってみましょう。
野球で襟付きユニフォームの規定はあるの?新庄の襟付きユニフォーム事件とは?
野球のユニフォームでは襟付きユニフォームに関する規定は見つけられませんでした。
しかし、新庄監督が選手時代に襟付きユニフォームで事件になったと聞いたことがあるので、当時の事件について調べてみましたよ。
2006年4月30日のソフトバンクホークス戦、当時北海道日本ハムファイターズの外野手だった新庄剛志(SINJO)選手が襟付きのポロシャツをアンダーシャツの代わりにユニフォームの下に着て出場したことがありました。
そして、ソフトバンクの王貞治監督が新庄選手のアンダーシャツについて審判団に抗議するなど、物議をかもした事件がありましたよ。
実は試合前、新庄選手は審判団の了承を得ていましたが、ソフトバンク側は「青少年に悪影響を与える」と抗議したようですね。
先ほどもご紹介した日本国内の野球ルールのバイブルともいえる「公認野球規則」には“アンダーシャツの外から見える部分の色は、チーム全員が同じ色でなければならない”とされており、形状についての規定はなかったため、ルール上は問題がなかったんですよね。
審判側は「ネックウォーマーを着けて出場する選手もいるので許可した」ということで、その試合ではソフトバンク側の抗議は認められず、新庄選手はその恰好で試合に出場したそうです。
しかし、その後、審判部は「ネックウオーマーなどがOKとなっているため許可したが、ビデオを見ると違和感がある」とした上で、「規定にないからルール違反ではないが、マナーの問題。審判部として正す」と語り、新庄選手の襟付きポロシャツはNGとなったようですよ。
事前に確認していたのですが、やはり同調圧力の強い日本では斬新なユニフォームはなかなか難しいようですね。
では、今回DeNAベイスターズの襟付きユニフォームが登場し、今後襟付きユニフォームは新しいデザインとなっていくのでしょうか?
野球で襟付きユニフォームの規定はあるの?今後はどうなる?
新庄監督が選手時代に、アンダーシャツを襟付きにして物議をかもし、当時はアンダーシャツに襟付きのポロシャツはNGとなってしまったようですね。
しかし、チーム全員が襟付きユニフォームとして着用することはOKのようなので、今後は襟付きユニフォームも出てくるかもしれませんよね。
今回、横浜DeNAベイスターズがプロ野球史上初となる襟付きユニフォームの着用を2022年5月24日に発表しましたよ。
【#NPB情報】
— ウイザス ボールパーク・野球ユニフォーム専門店 (@baseball_uni) May 25, 2022
【#ユニフォーム観察】
横浜DeNAベイスターズは⚾
『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2022 』の
特別ユニフォームを発表💡
NPB史上初の
襟付き・開襟シャツ型ユニフォーム‼😲
[球団公式サイト]https://t.co/QWsLsINE48#ウイザスの中の人*です😊#野球ユニフォーム#baystars#特別ユニ pic.twitter.com/AsECr5OoFC
※この襟付きユニフォームは、2022年8月2から4日の対広島カープ戦で開催されるイベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」で来場者にプレゼントもされるということですよ。
▼参考記事ベイスターズの襟付きユニフォームはダサい?みんなの反応や評判は?
このDeNAベイスターズの襟付きユニフォームに関しては賛否両論ありますが、肯定的な意見も多く、斬新なスタイルでもあるので、今後ほかのチームでも展開されていくかもしれませんよね。
また、今回襟付きユニフォームが解禁されたことで、ユニフォームの形に関しても規定が無いことが分かりました。
野球のユニフォームの色やマーク、記号が他の選手と統一されていれば規定違反にならないことも合わせて、今後襟付きユニフォームが広がっていく追い風になるかもしれませんね。
襟付きユニフォームの規定はあるの?(野球)新庄の事件とは?のまとめ
この記事では、野球で襟付きユニフォームがないのはなぜか?ユニフォームの規定や過去の新庄選手の事件について調査してまとめてみました。
野球では襟付きユニフォームがダメという規定はありませんでした。
しかし、チーム内全員が同じものを着るという大前提はあります。
過去に新庄選手の襟付きユニフォームが事件になったのは、ユニフォームの下に着るアンダーシャツに襟がついていたためで、ソフトバンクから抗議されてのことでした。
実際は、事前に許可は出ていたんですけどね・・・。
しかし、今回8月開催される「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」ではDeNAベイスターズが襟付きユニフォームを着用する予定です。
もしかしたら今後は襟付きユニフォームを着るチームが出てくるかもしれませんね。
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