韓国ドラマなどでよくOST(オーエスティー)という言葉を聞きますが、挿入歌(劇中歌)との違いは何でしょうか?
またOSTとは何の略なのか?OSTとは何かを調査してみました。
この記事では、OSTと挿入歌の違いについてと、OSTとは何かを詳しくご紹介していきますね。
OSTと挿入歌の違いは何?OSTとは何か?何の略?
韓国ドラマではよく「今回のOSTはBTSの~」などとドラマ内の曲を紹介する時に、“OST”という言葉を使っていますよね。
この韓国でよく使われるOSTは日本で言う挿入歌とは違いがあるのでしょうか?
まずOSTとは何か?OSTは何の略なのかについてご紹介していきますね。
OSTとは、Original Sound Track(オリジナル サウンド トラック)の略で、英語の頭文字を取ってOSTと言われていますよ。
そしてOSTの読み方は普通に『オーエスティー』と呼ばれています。
なので、言葉的にはOST=オリジナルサウンドトラック=サントラということみたいですよ。
このOSTはサントラを指す言葉ではあるのですが、韓国で使うOSTと日本で使うサントラとしては少しニュアンスが違うような気もしますよね。
日本の映画やドラマのオリジナルサウンドトラック(サントラ)と言うと、あまり歌は入っておらず音楽のみの場合が多いような気がします。
しかし韓国のOSTというと、音楽だけでなく、歌も入っていますよね。
まずはこのOSTとサントラの違いについて整理してみたいと思います。
OSTとサントラとの違いは何?
OSTとは、Original Sound Track(オリジナル サウンド トラック)の略でサントラと同じ意味の言葉のようです。
では、サントラとは一体どういうものなんでしょうか?
サントラ(サウンドトラック)とは、元々は映画の動画フィルムと別に台詞や音や音楽を収録したもののことのようです。(映画用語から派生した言葉)
現在では、ドラマや映画だけでなく、ゲームやアニメ、CMなどで使われている「劇判音楽」や「付随音楽」などを収録しているアルバムのことを言う場合もあります。
そして韓国ドラマなどのOSTについてはこのように表現されているものもありました。
OSTは、韓国ドラマや映画の劇中に登場し、ストーリーを盛り上げる上で絶対に欠かせない存在。
OSTは登場人物の心情や情景を表現したもので、作品とリンクした名曲がそろっている。
言葉としてはややこしいですが結局のところ、OSTもサントラも同じ用途で作られた音楽を意味しているようですね。
そして、しっかりとOSTやサントラについて定義しているものはネット上では見つかりませんでした。
(※歌や歌詞が入っている、いないなどの定義はなく、効果音や音楽でもOSTやサントラと言う)
ただやはり日本でオリジナルサウンドトラックのアルバムというと歌が入っているものは少なく、曲だけのものが多い印象です。
(※主題歌などはinstrumental(インストルメンタル)として歌が入っていない演奏だけのバージョンで収録されていることが多い)
その点韓国のOSTのアルバムではしっかりと歌まで入っている曲が多数収録されてオリジナルサウンドトラックとして販売されているものが多い印象です。
例:韓国ドラマ「花郎(ファラン)」のOST
こちら韓国ドラマ「花郎(ファラン)」のサントラは収録曲を見てもらうと分かる通り、BTSを含めたヴォーカル曲が11曲収録されています。
なので、日本で映画などのサントラCDを買う時はしっかりと主題歌や挿入歌の歌まで入っているか確認する必要がありますよね。
(入っていなくてがっかりしたこともあります…)
韓国で言うOSTはサントラと同じではありますが、若干日本で扱っているサントラはと違うような気がしますね。
では、韓国のOSTは歌が入っているので日本で言う挿入歌のことも指すのですが、OSTと挿入歌の違いについても見ていきましょう。
OSTと挿入歌の違いは何?
韓国のOSTと言うとしっかりと歌も入っていることが多いので、日本で言う挿入歌のことなのかな?と思うのですが、実際にはOSTはサントラを意味するので、歌がなく演奏だけという場合もあるようですね。
では、OSTと挿入歌の違いは何かあるのでしょうか?
日本で言う挿入歌とは、オープニング曲、エンディング曲とは違い、映画やドラマの中で流れる歌のことを指します。
劇中で流す曲でもあり劇中歌とも言われていますね。
挿入歌はサントラの中の一部といった感じでしょうか。
そして、韓国のOSTも同じく、ドラマや映画の中で流れてくる歌なので挿入歌とも劇中歌とも言われています。
韓国のOSTと日本の挿入歌の違いとしての定義はないのですが、韓国の挿入歌の方がよりそのドラマや映画の場面に沿った歌詞であり、映像と歌詞がリンクするような曲(歌)が多いんですよね。
なんというか、アーティストがただ歌っている曲をイメージに合いそうだなと挿入歌として使用するのではなく、ドラマの内容に合わせてわざわざ挿入歌を作っているというイメージでしょうか。
(個人的な感想ですが…)
韓国ではOST専門の歌手がいるという噂もあるくらい、OSTの曲の良さ(誰が歌うかなど)でドラマが始まる前にドラマのヒットが決まるといってもいいくらいOSTは注目されているんですよ。
特に「このドラマはOSTがBTSで・・・」なんとことになったら、ドラマが始まる前から期待度はかなり高くなりますよね。
日本では逆にドラマが始まり、「実はこの挿入歌は〇〇が歌っています」というサプライズパターンが多いのではないでしょうか?
このようにOSTと挿入歌については言葉の意味としてはほぼ同じではあるのですが、日本と韓国では挿入歌の扱い方に違いがあるな~と感じますよね。
明確な違いとして説明は見当たらないのですが、文化の違いというものはありそうですね。
ちなみに韓国のOSTはすごい名曲がそろうので、主題歌がどれか分からないことが多いです・・・
もちろんBTSなど超人気アイドルが歌っていたらきっと主題歌なんだろうなって思うんですが、それでも他の挿入歌もとってもいい曲が多いので「これが主題歌だ!」と見極めるのが難しいのが韓国のOSTの特徴ではないでしょうか。
OSTと挿入歌の違いは何?OSTとは何か詳しく解説!のまとめ
この記事では、OSTと挿入歌の違いについてと、OSTとは何かを調査してご紹介しました。
まずOSTとは、Original Sound Track(オリジナル サウンド トラック)の略でサントラのことを指しましたね。
しかしOSTは歌が入っているものが多いのですが、日本のサントラでは演奏のみの曲が多いため少し扱いが違うような印象です。
そして、OSTは挿入歌(劇中歌)でもありましたが、韓国のOSTはドラマなどが始まる前から注目され話題になることが多いです。
日本の挿入歌とは違い、OSTは映画やドラマが始まる前からかなり重要な役を担っているという感じでしょうか。
韓国の人気ドラマや映画のOSTはとっても聴きごたえがあるのでぜひ、聴いてみてくださいね。
私の好きな韓国ドラマのOSTは「花郎(ファラン)」の他「トッケビ」も超おすすめです♪
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