ビル風の原理や被害とは?対策法について調査!

ビル風の原理や被害とは? ビル風の対策法についてもご紹介!生活

大きな建築物の近くでは強風が吹きつけて危ない時がありますよね?

そんなビル風について、ビル風の発生する原理は何なのか?

また、ビル風で実際にどんな被害が起こるのか?ビル風に対する対策はないのかを調べてみました。

この記事では、ビル風の原理や被害について、私たちができる対策法についてご紹介しています。

ビル風の原理は?なぜビル風が起こるのか?

都会のビルが多く立ち並ぶような場所では、急な突風などが吹き付けることがありますよね。

そんなビル風とも言われる強風はどうやって起こっているのでしょうか?

まず、ビル風の原理について調査してみました。

『ビル風』とは、比較的大きな建築物(高層ビルなど)や木々などの近くで 発生する風の通称です。

高層ビルにぶつかった風が高層ビルの両側に分かれることで、高速で吹き抜けていくため、その側面で強風となったり、乱流となって後方に流れていきます

このような強風や乱流のことを「ビル風」と呼ばれていますよ。

そして、このビル風には数値的な定義はありません

ビル風が発生するメカニズムは?

①通常、大きな建築物(高層ビルなど)が無い場所では風は一定の方向に、一定の速度で流れています。

しかし、高層ビルがある場合だと、風は直進できなくなるため、高層ビルにぶつかって高層ビルを避ける形で上下、左右に分かれて流れていきますよね。

②上下左右に分かれた風は正面から流れてきた風と合流することで風速が増しますよ。

これが建物側面で強風が吹く原因となります。

また、建築物にぶつかった風は流れが複雑になるため、側面では乱流となります。

このように大きな建物がある場合はこのビル風が発生しやすいですよね。

では、このようなビル風は、どんな被害をもたらすのでしょうか?

ビル風がもたらす被害はどんなものがあるの?

高層ビルが立ち並ぶような環境では、ビル風が発生しやすい原理があるようでしたね。

しかし、ビル風には数値的な定義はありません。

ただ、ビル風による被害は色々な場所で起こっているので、どのくらいの風速でどんな影響があるのかをご紹介していきますね。

まず、風速の違いよる人、建物への影響を以下にまとめてみました。

●風速5~10m/s・・・・・歩調が多少乱れる、髪やスカートが乱れる

●風速10~15m/s・・・・・傘が壊れる

●風速20m/s・・・・・歩行者が転倒する、ドアが開閉困難、意思通りの歩行が不可能になる

●風速25m/s・・・・・瓦の飛散し、飛散物によりガラスが破損する

●風速30m/s・・・・・ブロック塀・金網フェンスが倒壊する、墓石が転倒する

●風速35m/s・・・・・風圧によりガラスが破損する

●風速40m/s・・・・・超高層ビルで窓ガラスや外装材が破損する、木造家屋の倒壊率が2%になる

●風速50m/s・・・・・木造家屋の倒壊率が10%になる

参考資料:http://taisaku.birukaze.com/category/1876435.html 

実際に風害として注意すべき風速は20~30m/sからと言われていますが、もっと低い風速でもビル風として申告されることもあるようですよ。

ビル風による被害にはどんなものがあったの?

では、実際のビル風による被害例をご紹介しますね。

2020年9月に韓国釜山(プサン)を襲った台風9号「MAYSAK(メイサーク)」と10号「HAISHEN(ハイシェン)」は、最大瞬間風速40m/sという強風を伴ったものでした。

しかし、海岸沿いの超高層建物が乱立する地域では、『ビル風』の影響により、最大60m/sにまで達したとのことですよ。

 このビル風により起こった被害には以下のものがありましたよ。

◆地震が起きたのではないかと思うほどの揺れに苦しめられた

◆マンションの花壇にあった金剛松がどれも根こそぎ倒木した

◆1~10階の低層部では外壁の窓ガラスが割れたところも相当あった

また、首都圏人気エリアの川崎市の武蔵小杉駅周辺でも超高層ビルが乱立したことにより、ビル風による被害が問題となっているようですよ。

◆転倒や窓ガラスの破損といった被害が続発

◆商業ビルの向かいにあるスポーツジムでは、強風にあおられ勢いよく閉まった手動のガラス扉が2度も割れ、自動扉に造り替えた

◆風が強くて横断歩道が渡れない高齢者がいる

◆自転車に乗っていた60代の女性が転倒し、手の指を骨折した

新たに建てられた建物によって、ビル風が発生することでこんなにも生活に影響がでるんですね。

また、ビル風による風環境の悪化により、不動産価値の下落も懸念されるといった問題もあるようなのでビル風もあなどれない災害ですよね。

では、このようなビル風に対して、どうすれば防げるのか?対策法などはあるのでしょうか?

ビル風の原理や被害とは?ビル風の対策法はどうするの?

今後大きな建物や高層ビルなどが建設されると周辺付近の住民にとっては、ビル風は問題となってくることが多いような気がしますよね。

ではこのようなビル風に対して何か対策はとれるのでしょうか?

「ビル風の対策」ということで調べてみましたが、“ビル風を発生させないまちづくり”や“防風林・フェンス等で発生したビル風を防ぐ”ということに重点が置かれている状態です。

なので、現在ビル風に対して周辺の住民や、歩行者が対応できそうな方法は少ないのが現状のようですね。

その中で、ビル風の対策として私たちが取れることを以下にご紹介しておきますね。

私たちが取れるビル風対策は?

・風が強い日は地下や建物内を通行する

ビルに近づかない

開けた場所に移動する

自転車に乗っている場合は一度降りて手で押しながら通行する

このようなことがビル風の対策には大切になりそうですよ。

ビル風は災害としては認識が低いかもしれませんが、これからもっと高層ビルなど大きな建物が増えると問題となってくる可能性もあります。

台風が来ていないのに、風害が起こる場合はビル風の可能性もあるので、その周辺の環境を見直すことも必要になりそうですね。

私たち自身も、風害を受けないようにビル風の吹いている場所ではビル風の対策を参考にしてみてくださいね。

ビル風の原理や被害とは?対策法について調査!のまとめ

この記事では、ビル風が発生する原理や被害について、私たちができる対策法について調査してご紹介しました。

ビル風の発生する原理としては、風が大きな建物にぶつかることで風の流れが変わり強風や乱流が発生します。

その後、正面から流れてきた風と合流することで速度が増し、強風となることがわかりました。

ビル風には、数値的な定義はありませんが、実際ビル風による被害の報告も増えている状態で、災害として認識されつつありますよね。

ビル風の対策としては、環境側の対策がメインであり、ビル風を生まないように環境の工夫が必要ですが私たち自身はあまり介入できません。

私たちでできるビル風の対策としては、『風が強い日は地下や建物内を通行する、ビルに近づかない、開けた場所に移動する、自転車に乗っている場合は一度降りて手で押しながら通行する』ということを意識すると良いと思いますよ。

身の回りでビル風が吹きそうで危ないな、という場所があれば、ビル風対策を意識して注意してみてくださいね。

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