ツバメの巣が家の軒下などにあると間近で野鳥の成長が見られて嬉しい人もいますよね?
ただ、そんなツバメたちが巣作りを途中でやめた場合、どういう理由がるのでしょうか?
ツバメが家に巣を作ることは縁起が良いと昔から言われているので、逆にツバメが巣作りをやめたら縁起が悪いということなのでしょうか?
この記事では、そんなツバメの巣作りについて、なぜ途中で巣作りをやめてしまうのか?ツバメの巣と縁起について、またツバメの巣作り期間や場所選びについて調べてみました。
ツバメが巣作りをやめたのはなぜ?途中で巣作りをやめる理由は?
うちのガレージや軒下によくツバメが巣作りをしていたのですが、時々まだ巣の完成途中でツバメが巣作りをやめてしまう所もありました。
なぜ、せっかく巣作りをしていたのに、途中でやめてしまうのでしょうか?
場所など何が影響し、どんな理由でツバメが巣作りをやめたのか、その理由が3つ分かりました。
これらのツバメが巣作りをやめた理由を1つずつ解説していきますね。
ツバメが巣作りをやめた理由①身の危険を感じた
まずツバメが巣作りをする場所選びには【危険がない】ことが重要です!
家の軒下やガレージの中など「人間が近くに住んでいて危険に感じないのか?」と不思議に思いますが、実は人間がいることでツバメの天敵のカラスからの襲撃がないという安心感があるんですよね。
ツバメにとっては、人よりもカラスの方が危険なんですね。
ただ、人間がいても、猫や犬など動物を飼っていると、それはツバメにとって脅威なので、やはり巣作りはしません。
もしかしたら、うちのガレージはよく野良猫も入ってきたので、ツバメは身の危険を感じて巣作りをやめてしまったのかもしれません。
ツバメが巣作りをやめた理由②雨が吹き込む場所は嫌い
また、雨が吹き込むような場所も嫌うようなので、軒下は、実際に巣作りしていて、雨が意外と吹き込んでくるな、と思ったら途中でやめてしまう可能性もありますね。
うちで言うと、玄関の軒下は巣作りをしかけて途中でやめている姿を何度か見ました。
風向きによっては横なぐりの雨などが結構入ってきたからかもしれませんね。
ツバメが巣作りをやめた理由③フンよけの位置が近すぎる
あと、ツバメが巣作りをしていると、フンをよく落とされるので、ツバメの巣の下に板などでフンよけを設置する場合も多いかと思います。
うちもガレージの方は一度フンよけを設置したのですが、あまりにもツバメの巣に近かったために、野良猫がその板に飛びついてしまい、ツバメの巣が壊されていたことがあります・・・
なので、ツバメの巣作りの途中でフンよけがあまりにツバメの巣に近いと、ツバメもやはり身の危険を感じて途中で巣作りをやめることになりそうですね。
それ以来はフンよけではなく、車の上にシートをかぶせる対応をしていました。
(ちょっと面倒ですけどね・・・)
では、ツバメが巣作りをやめた時、なんだか縁起が悪く感じることはありませんか?
実際にツバメの巣と縁起の良い悪いは関係するのか?調べてみました。
ツバメが巣作りをするとなぜ縁起が良いのか?
ツバメが途中で巣作りをやめたのは、身の危険を感じたり、雨が吹き込む場所であったりという理由があるようですね。
私が小さい頃、ツバメの巣が家にあると、「その年は火事にならない」と言われていたのでずっとそう信じており、ツバメの巣が家にあるのは縁起がいいことだと思っていました。
なので、途中でツバメが巣作りをやめた時は「火事になってしまうのか?」とちょっと縁起悪く感じてしまいした。
では、実際にツバメの巣は、縁起と関係するのでしょうか?
風水的に、ツバメが家に巣作りをするのは「幸運の象徴」とされているようですよ。
そしてなぜか、ツバメは鬼門の方角には巣を作らないようです。
鬼門は北東の方角を指すのですが、風水的に邪気(悪いエネルギー)が出入りするような不吉な方角なんですよね。
そのような悪いエネルギーを受けないので縁起がいい動物と言えるのでしょうかね。
そして、私の「火事に合わない」という迷信があながち間違いではないことに、ツバメは本能的に自然災害が少なく安心して子育てができる場所を選びます。
ツバメやその他動物の生存能力、子孫繁栄に対する本能はやはり侮れませんので、ツバメの巣作りに選ばれた家は自然災害が起きにくいので縁起が良い、と言ってもよさそうですよね。
現実的な面で言えば、ツバメが巣を作ると大量のフンが落ちてきます。
ヒナが卵からかえるとその分、フンの量も増えます。
なので、家の人はツバメのフンの掃除をしないといけません。玄関であればなおさらですよね。
そして、風水的にも玄関や軒下などの掃除をこまめにして清潔にすることで幸運が舞い込んでくるという感じです。
良いエネルギーや運気は清潔なところにやってきますから掃除は大切ですよね!
また、ツバメは害虫を食べてくれる鳥です。
小さなハエや蚊など、人間にとっては悪い疫病をはやらせる害虫を食べてくれる鳥、という面でもツバメは幸運の象徴だったようですね。
また、ツバメは自分たちの身が危険な場所には巣は作らないのですが、人がよく通る所には巣を作ります。
そうすると、その集まってくる人たちはツバメの巣を大切にしてくれるような穏やかで優しい人たちが集まっているとも言えますよね。
また、それなりに人の往来が多いという意味で、商売繁盛しているお店に多いということから商売繁盛のご利益もあるとされているようです。
では、そんな縁起のいいツバメの巣ですが、途中で巣作りをやめたらその家は縁起が悪くなるのでしょうか?見ていきましょう。
ツバメが巣作りをやめたら縁起が悪いことなのか?
ツバメの巣は縁起が良いことは分かりましたが、途中で巣作りをやめたらその家は縁起が悪くなるのでしょうか?
始めの項で紹介したように、ツバメは身の危険を感じたら巣作りを途中でもやめてしまいます。
なので家自体に対する危険だけではなく、ツバメたち自身の危険の可能性もあるので、直接縁起が悪いとは言えないと思います。
もしかしたら、家族が独立して人の往来が少なくなって天敵が入りやすくなった。
または家の近くで猫や犬を飼いだした、など環境的な要因かもしれませんよね。
また、家の周りの環境が変わった(虫が少なくなった、カラス・野良猫や犬などが増えた)、なんてことがあったらそれも理由かもしれません。
あまりツバメが巣作りをやめたからと縁起が悪くなる、と考えるのはやめておきましょうね。
でも実際にツバメの巣ができて、ツバメのヒナが見られると嬉しいですよね?
最後に、ツバメが巣作りをする期間やどんな場所選びをするのか少し解説しておきますね。
ツバメが巣作りをする期間や場所選びは?
ツバメが巣を作ると縁起が良いと言われていますが、身の危険を感じると途中でもツバメは巣作りをやめてしまいます。
そんなツバメの巣作りはいつからいつまでの期間なのか、場所選びの方法を解説していきますね。
日本にいるツバメの巣作りの期間は大体3月~7月の間になります。
この3月~7月の間に「巣を作り、卵を産み、ヒナを育てる」というサイクルを2、3回も繰り返すと言われています。
そして最後のヒナが巣立った後は、親ツバメは巣を離れて自然の中で暮らすようですよ。
なので、私たちは春~夏にかけて、ツバメと一緒に生活ができるということですね。
さらに、ツバメは安全な場所に巣を作ることが重要なので、一度作った巣で、子育てを無事終えられたら、翌年以降も同じ巣に戻ってきて子育てをすることが多いようですね。
なので、うちも毎年のようにツバメが大体同じところに巣作りをしていました。
ツバメの巣を作る場所選びは、天敵のカラスや猫・犬などの脅威がいない、また雨からも守られているような所を好んで選んでいるようですね。
もし家にツバメの巣を作って欲しいと思ったら、ツバメたちが安心して巣作り・子育てができる環境を整えてあげるといいですよ。
ツバメが巣作りしやすいように棚を作る、という手もありますが、その棚に野良猫などが飛びつきやすいと危険なので、高さや場所なども考慮して作ってくださいね。
また、カラスや野良猫、(時々ヘビなども)天敵を追い払う対策をしてあげるのも一つです。
ツバメの巣作り・子育てを間近で見てみたい人はぜひ試してみてくださいね!
ツバメが巣作りをやめたのはなぜ?縁起が悪いことなのか?まとめ
この記事では、なぜ途中でツバメが巣作りをやめたりするのか?ツバメが巣作りをやめると縁起が悪くなってしまうのか?を調査し、ご紹介しました。
ツバメは幸福の象徴とされ、ツバメが巣を作ってくれることは縁起が良いことでもあります。
ただ、ツバメが巣作りを途中でやめたのは理由があり、①身の危険を感じた ②雨が吹き込む場所は嫌い ③フンよけの位置が近すぎるなど、縁起が悪いとは言い切れませんでした。
また、ツバメの巣作りの期間は3月~7月あたりで、危険のない場所を好んで巣を作ります。
ツバメの巣作りや子育てを間近で見られるとすごく可愛いですし、縁起がいいと言われているので、もしツバメが巣を作りそうな場合は、優しく見守ってあげてくださいね。