映画『すずめの戸締まり』が2022年11月11日から公開されさっそく観に行った人も多いのではないでしょうか?
そんな『すずめの戸締まり』の中で、猫の姿をした「ダイジン」と「サダイジン」について、正体は一体何だったのか、それぞれの目的やダイジンという名前の由来について調べてみましたよ。
この記事では、映画『すずめの戸締まり』のダイジンやサダイジンの正体や目的について、「ダイジン」という名前の由来や、「ダイジン」の声優さんについてご紹介していきますね!
『すずめの戸締まり』のダイジンの正体や目的は何?
映画『すずめの戸締まり』の中で猫の姿をしたかわいい「ダイジン」と「サダイジン」がいましたね。
映画『すずめの戸締まり』の中「ダイジン」と「サダイジン」は大きな目の猫の姿をしていること、喋ることは共通していましたが、「ダイジン」は小柄な白猫、「サダイジン」は大柄の黒猫でした。
そして、『すずめの戸締まり』の中では「ダイジン」と「サダイジン」は重要なキャラクターでもありました!
しかし、映画を観終わった後でも今一つ正体や目的がはっきりしない部分もあるので、「ダイジン」と「サダイジン」について正体や目的を調べてみましたよ。
『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンの正体とは?
まず映画『すずめの戸締り』のダイジンの正体について分かっていることをまとめていきますね。
ダイジン・サダイジンは東西の要石(かなめいし)になります。
(ダイジンが西の要石、サダイジンが東の要石)
要石とは地震などの災害を鎮める霊石のことで、日本各地の神社でも祀られていますよ。
『すずめの戸締まり』では常世(トコヨ、あの世のこと)に存在する“ミミズ”と呼ばれる地震を起こす元凶を封印する為に要石が使用されていました。
そしてこの『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンの正体は、元々は人間だったのではないかと考察されます。
なぜなら、『すずめの戸締まり』の男性主人公である草太の祖父で“閉じ師の師匠”でもある宗像羊朗(むなかたひつじろう)が主人公の鈴芽に「草太はこれから何十年もかけ、神を宿した要石になっていく」と語っていたこと、
また、病室に現れたサダイジンに「お久しゅうございます」「あの子(鈴芽)についていかれますかな。よろしくお頼み申します」と丁重な口調で語っていたことから推察されます。
🚪キャラクター紹介🚪
— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) October 6, 2022
🗝宗像羊朗(むなかたひつじろう)
ーー #松本白鸚
草太の祖父。
閉じ師の師匠でもあるが、
現在は東京の病院に入院している。https://t.co/iBajsy41pA#すずめの戸締まり#新海誠#11月11日公開 pic.twitter.com/6l1u5kNA58
このことから、『すずめの戸締まり』のサダイジンも元々は人間で、もしかしたら羊朗の身内か“閉じ師”の先輩のような目上の立場だったのではないかと推察されますよ。
それが、要石として長い年月を経ることで神格化したのが『すずめの戸締まり』のダイジン、サダイジンの正体ではないかと考察します。
『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンの目的とは?
『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンの目的は異なっていました。
『すずめの戸締まり』のダイジンの目的は要石の役割から解放し、煮干しを与えてくれた主人公・鈴芽の“子供になること”という趣旨のセリフを残していました。
『すずめの戸締まり』で草太が要石になった際に「体が凍ったように寒く、暗い世界」に閉じ込められたような感覚を表現していました。
『すずめの戸締まり』のダイジンも要石になっていた時には同じような感覚を味わっており、そこから救い出してくれた鈴芽を慕うような感情が生まれたと考えられます。
『すずめの戸締まり』のダイジンは 災いが飛び出す“後ろ戸”が開く地域に出没していたため、ダイジンが扉を開いたのではないかとも考えられますが、実際は西の要石が抜けたことでミミズが暴れだし、自然に“後ろ戸”が開いたようですね。
『すずめの戸締まり』でダイジンはその“後ろ戸”が開く場所をいち早く察知し、鈴芽達を導いていたと考える方がすっきりします。
『すずめの戸締まり』のダイジンとしては、お母さんと鬼ごっこをしているような気持だったのかもしれませんね。
『すずめの戸締まり』のダイジンは「お前は邪魔」という理由で草太を椅子に変えてしまったりする一面もあり、まだ神格化して月日が浅いのでしょうか?無邪気な性格が随所に垣間見えました。
一方、『すずめの戸締まり』のサダイジンの目的は、要石の結界から解放されたミミズを再び自身が要石となり封じ込めるということでした。
『すずめの戸締まり』のサダイジンは東京で“東の要石”の役割を担っていましたが、西の要石であるダイジンが引き抜かれた影響でサダイジンもミミズを抑えつけることが出来ず抜けてしまいます。
『すずめの戸締まり』で再び要石の役割を果たすには「人間の手でサダイジンをミミズに突き刺す」必要があった為、鈴芽達と行動を共にしていました。
◆ダイジン・サダイジンは東西の要石(かなめいし)で、地震を引き起こす“ミミズ”を抑えつける役割を果たしていた
◆ダイジン・サダイジンの正体は、元々は人間だったのではないかと考察される
◆ダイジンの目的は“主人公・鈴芽の子供になる”こと
◆サダイジンの目的は、要石の結界から解放されたミミズを再び自身が要石となり封じ込めること
では、『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンの正体や目的が分かったところで、次に『すずめの戸締まり』のダイジンの名前の由来をご紹介しますね。
『すずめの戸締まり』のダイジンの名前の由来は何?
『すずめの戸締まり』のダイジン・サダイジンは地震を引き起こす“ミミズ”を抑えつける要石という重要な役割を担っていることが分かりました。
それでは、『すずめの戸締まり』のダイジンの名前の由来は何なのでしょうか?
結論から言うと、『すずめの戸締まり』のダイジンの名前は猫の姿のダイジンを見かけた一般人が付けたものになります。
『すずめの戸締まり』のダイジンが鈴芽に要石を引き抜かれて猫の姿に変わった後、宮崎から愛媛に移動します。
その過程で、ダイジンを見かけた人がSNS上で『頬ヒゲの上向きカールがマジ大臣』『白いおひげが昔の大臣みたいで超キュート』などと、ヒゲの形が大臣みたいだとして、ダイジンと名付けられましたよ。
◆ダイジンの名前は猫の姿のダイジンを見かけた一般人が付けた
◆ダイジンを見かけた人がSNS上でヒゲの形から大臣を連想し、ダイジンと名付けられた
ここでは、『すずめの戸締まり』のダイジンの名前の由来をご紹介しました。
次に、『すずめの戸締まり』のダイジンの声優を調べましたので、ご紹介しますよ。
『すずめの戸締まり』のダイジンの正体は?声優さんは誰だった?
映画『すずめの戸締まり』の白い猫のダイジンの正体や名前の由来など、映画のキャラについて焦点を当ててご紹介しました。
では、次に『すずめの戸締まり』のダイジンの声優さんは誰だったのでしょうか?
『すずめの戸締まり』を観てダイジンの声を実際に聞いた時、子どもっぽい声なので声優さんはお子さんがやっているんだろうなと感じました。
そして調べたところ、ダイジンの声優を担当していたのは、「山根あん」さんという子で、現在8歳の子役さんでした!
只今公開中の映画#すずめの戸締まり で#ダイジン 役を演じてます☺️
— やまね あん (@__ann_chan__) November 14, 2022
劇場にあるダイジンのパネルの
QRコードを読み取ると、
色んな #ダイジン の声が
聞けます!
ぜひ試してみてください✨#ダイジンといっしょ #新海誠監督 #山根あん #すずめ行ってきます
だいすきな #ダイジン に
スリスリ🥰💓 pic.twitter.com/HItFDGC5dw
名前:山根あん(やまね あん)
誕生日:2014年7月29日
年齢:8歳(2022年11月現在)
出身地:宮城県
所属:デアトルアカデミー仙台校
山根あんさんは宮城県出身とのことなので、『すずめの戸締まり』の舞台とも共通点がありますね。
山根あんさんは新海誠監督の映画には初出演で、こんなにも話題となる映画で重要な役割を担ってすごいですよね!
ダイジンの声優も上手かったので、もしかしたら、神木隆之介さんのように新海誠監督の作品にかかせない声優となるかもしれませんよね。
ちなみに「サダイジン」の声優については『すずめの戸締まり』のエンドロールでは名前が発表されていませんでした。
ただダイジンの声質を変えているだけのようなので、“山根あん”さんがサダイジンも担当していると考えられますね。
◆ダイジンの声優を担当していたのは、山根あんさんという8歳の子役
◆サダイジンの声優も山根あんさんが担当していると考えられる
すずめの戸締まりのダイジンの正体や目的は?名前の由来や声優も調査!のまとめ
この記事では、映画『すずめの戸締まり』のダイジンやサダイジンの正体や目的について、「ダイジン」という名前の由来や、「ダイジン」の声優さんについて調査してご紹介しました。
映画『すずめの戸締まり』を観て、結局猫の「ダイジン」や「サダイジン」の正体って何なんだろう?と終わった後に考えてみると、ダイジン・サダイジンの正体は、元々は人間だったのではないかと考察されます。
そして、何十年以上も要石として災厄を封じ込めている間に神格化された存在だと考えられます。
また、ダイジンの目的は“主人公・鈴芽の子供になる”ことで、サダイジンの目的は、要石の結界から解放されたミミズを再び自身が要石となり封じ込めることでした。
ダイジンの名前は猫の姿のダイジンを見かけた一般人がSNS上でダイジンのヒゲの形から大臣を連想し、ダイジンと名付けられたものでした。
また、ダイジンの声優を担当していたのは、「山根あん」さんという8歳の子役で、声質からサダイジンの声優も兼任していると考えられます。
映画『すずめの戸締まり』は公開3日間で観客動員約133万人、興行収入18.8億円を既に達成しています。
今後も『すずめの戸締まり』旋風は止まりそうにありませんね!
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