初めてのワカサギ釣りに行く場合、必要なものは何でしょうか?持ち物として何を準備すればいいのでしょうか?
ワカサギシーズンになると釣具屋さんのワカサギコーナーでもたくさんワカサギ釣りの道具が売っていますよね。
この記事では、ワカサギ釣り初心者さん向けに、ワカサギ釣りに使う竿やリールの選び方も合わせてワカサギ釣りに必要な持ち物をご紹介していきます。
ワカサギ釣りに必要な持ち物は?

魚釣りで必要な道具といえば、釣竿ですよね?
ワカサギ釣りでは一般的な釣竿よりももっと小さい、ワカサギ専用の竿を使います。
ワカサギシーズンになると釣具店ではワカサギコーナーが作られ、そこにワカサギ釣り用の竿も売っているので、初心者の方はそちらで買うと良いですよ。
釣りでは、釣竿やリール、ライン(道糸)などを含めて釣り用語では「タックル」と呼びます。
ワカサギ釣りでの基本タックルは「リール」「穂先(ほさき)」「ライン(道糸):糸のこと」「オモリ」「仕掛け(エサをつける部分)」が必要ですよ。
では、ワカサギ用の基本タックルを詳しく見ていきましょう!
ワカサギ釣りに必要な持ち物:リールについて

まず、ワカサギ釣りで必要な持ち物の一つ、ワカサギの竿についているリールについて解説していきますね。
「リール」は、手元についている糸を巻く部分に当たりますよ。
そして、ワカサギ釣りのリールには電動と手巻きのリールがあります。
ワカサギ釣りの手巻きリールとは?
その名の通り、ワカサギ釣りの手巻きリールは自分で糸を巻き上げたり、仕掛けを水の底へ沈める必要があります。
湖などの深さがそこまでない場合は、手巻きリールでも初めてのワカサギ釣りは十分楽しめますよ。
ただ、釣り初心者で普段リールを扱ったことがない人は、糸を出すのか巻き上げるのか回す向きを間違えてしまうと糸が絡んで大変なことになってしまいます。
私も初めの頃は、何度も糸が絡まりタイムロスを余儀なくされました・・・
手巻きリールは価格が安く気軽に楽しめますが、リールの扱いには慣れも必要かもしれませんね。
また、お子さんが扱う場合も、巻き方を伝えて、糸が絡まらないように見てあげるなど注意が必要ですよ。
ワカサギ釣りの電動リールとは?
最近では、様々な機能のついたワカサギ釣り用の電動リールも売られています。
電動リールは、自動で糸の上げ下ろしができるだけでなく、スピードの調整や、設定した位置で自動停止したり、その場の水深がわかったり、とかなり便利ですよ。
ワカサギ釣り用の電動リールの価格は手巻きリールより高いですが、初心者から上級者まで幅広く使われています。
電動リールの最大のメリットは、ワカサギがたくさん釣れるという点で、入れ食い状態になった場合、電動リールの方が素早く効率よく釣りあげられます!
また、糸が絡まるトラブルも少なく、電動リールでは、設定次第でワカサギが釣れる棚の高さを何度も狙うことも可能です!
何度もワカサギ釣りに行く予定があり、少し価格が高くても気にならなければ電動リールはおすすめですね。
では次にワカサギ釣りで必要な持ち物として「穂先」について解説しますね。
ワカサギ釣りに必要な持ち物:穂先について

釣竿で大事なリールの次は、竿の部分(穂先)の解説です。
ワカサギ釣りでは一般的な釣り竿の部分が、ある程度の柔らかさをもった穂先(ほさき)になります。
ワカサギがエサを食べると竿先がぴくぴくっと反応しますが(『アタリ』と呼びます)とっても小さく繊細なので、アタリが分かりやすいように、穂先は柔らかいものの方が良いんです。
ただ、ワカサギ釣り初心者の場合、穂先が柔らかすぎると、ワカサギにしっかり針を掛けるための「アワセ」や巻き上げ時に揺れすぎるので少し難しいかもしれません。
【穂先のタイプ】
◆ 扁平タイプ:ワカサギの穂先では主流のタイプ。
ワカサギの小さなアタリが分かりやすい。
ワカサギ釣り初心者には揺れすぎて少し難しいかも・・・
◆丸タイプ:コスパが良く、ワカサギ釣り初心者でも扱いやすい。
私もワカサギ釣りを始めた頃は、柔らかい穂先で何度もワカサギをバラシ(逃がす)てしまったことがあります。
なので、あまり腕に自信のない人は丸タイプの方が安定して釣れるかもしれませんね。
また、穂先には、グラス素材やカーボン素材の物があり、竿の長さもボートや氷上などの釣るスタイルに合わせて変えていきます。
先ほどご紹介したリールとセットで販売されている物もあるため、初めての場合は竿とリールがセットされているものを購入すると楽だと思います。
慣れてきて、「いろいろな感触の穂先を試したい」となったら変えてみる、という形が良いのではないでしょうか?
◆ 電動リールと穂先のセットでは、電池付きで収納ケースのついたものもある!
※ 電池など失くしやすい人は、セットになっていると安心ですね。
ワカサギ釣りに必要な持ち物のリールや穂先についてご紹介していきました。
その他のワカサギ釣りに必要な持ち物のタックルについても引き続き解説していきますね。
その他のワカサギ釣りに必要な持ち物は?
ワカサギ釣りに必要な持ち物で、穂先とリール以外に必要なものをご紹介していきますね。
ワカサギ釣りに必要な持ち物:ライン(道糸)
ワカサギ釣りでの必要な持ち物として、ライン(道糸)がリールとは別に売っていることもあります。
ただ、ワカサギ釣り初心者の場合はリールに糸がすでに巻いてあるものを選んだ方が楽ですよ。
またワカサギ釣り用のラインにも種類があり(PEとナイロンなど)、種類によってアタリの分かりやすさやオモリの落ちる速度が変わります。
ワカサギ釣り初心者で、もう少し詳しく知りたい方は、実際に釣具店で尋ねると教えてくれますよ!
ワカサギ釣りに必要な持ち物:オモリ(ワカサギシンカー)
ワカサギ釣りでの必要な持ち物にオモリもありますが、オモリは、かなり軽めのものを使いますよ。
ワカサギ釣り場の深さによって重さを変えますが、基本的には1~2号(3.75g~7.5g)を使用します。
風が強く波が高かったり、水深が深い場合は2~3号(7.5g~11.25g)を使用する場合もありますよ。
◆ 魚釣りで使うオモリはgではなく、号数で表示されていることも多いので、選ぶ際は注意して下さいね。
ワカサギ釣りに必要な持ち物:仕掛け(ハリの部分)
ワカサギ釣りに必要な持ち物として仕掛け(ハリの部分)も大切ですよね。
ワカサギ釣りのシーズン中は、ワカサギ用の仕掛け(針の部分)もたくさんお店に並びます。
針が多い方がたくさん釣れるイメージですが、(実際そうでもあります)ワカサギ釣り用の針はとっても小さくて、絡まりやすく、自分の服にも引っ掛かりやすいです。
なので、ワカサギ釣りの初心者の場合針が多すぎるのはやめた方が良いと思いますよ。
ワカサギ釣り初心者は5本程度の針から慣れていくのがおすすめです。
(ハリが多いと初めのうちはエサ付けも苦労します!)
◆ 寒くて手袋をつけたまま餌をつけたくなりますが、防寒用の手袋にワカサギ釣りの小さい針が引っ掛かりやすく、なかなか取れません!
◆ 素手またはゴム製の手袋をかぶせる、など工夫が必要です!
寒い時の釣りでは、防寒対策と指先だけが出るタイプの手袋が重宝しますよ。
ワカサギ釣りに必要な持ち物:エサ
そして、ワカサギ釣りで必要な持ち物として、エサももちろん必要ですよね。
ワカサギ釣りの定番のエサは、「サシ虫」を使いますよ。
※紅サシ、白サシなどがありますよ。
ワカサギ釣りのエサは、生き餌なので当日朝か前日に用意し、前日の場合冷蔵庫に入れて保管しておきます。
◆ サシ虫を暖かい場所に1~2日ほっておくと、すぐに羽化してしまうので絶対に保存は冷蔵庫で保存した方がいいですよ。
※ちなみに、サシ虫はハエの幼虫です!
また、ワカサギ釣りでも疑似餌というものがあります。
虫が苦手な人は疑似餌を利用したり、ピンセットを使用してサシ虫をつまむことも可能ですよ。
▼ワカサギ釣りで使う餌について、初心者向けに餌の付け方などを詳しく解説しています。
ワカサギ釣りの餌の付け方はどうするの?虫が苦手な人でもできる餌付けの方法!
ワカサギ釣りに必要な持ち物は?釣竿・リールは何を使えばいいのかまとめ
この記事ではワカサギ釣り初心者さん向けに、ワカサギ釣りに使う竿やリールの選び方も合わせてワカサギ釣りに必要な持ち物をご紹介してみました。
ワカサギシーズンでは、ワカサギ釣りで必要なものとして、竿とリールがセットになったものもよく売っています。
ワカサギ釣りの初心者の場合、始めは釣竿・リールがセットになっているものを買うと楽ですよ。
穂先も感触の分かりやすい柔らかいものが良いですが、慣れないうちはほどほどの硬さの方がいいかもしれませんね。
また、魚釣りやリールの扱いに不慣れな方は、ラインが絡まらないように注意して下さいね。
仕掛けやラインが絡まってばかりではワカサギ釣りが楽しめないので、電動リールの方が余裕をもって楽しめる場合もあります。
この記事を参考に自分に合ったワカサギ釣りに必要な道具選びを行って下さいね。