氷上ワカサギ釣りで、自分達でワカサギテントを設営する場合、テントが強風で飛ばされないようにしっかりと固定することが必要です。
初心者の方は意外に思うかもしれませんが、風が強いとワカサギテントも飛んでしまうことがあります。
初めて氷上ワカサギ釣りでワカサギテントを設営する場合はこの記事でワカサギテントの固定方法を確認してください。
また、今までワカサギテントをしっかりと固定せず、よく風にあおられてテントが飛びそう・・・という体験をしている方もぜひ、ワカサギテントの固定方法をチェックしてくださいね。
ワカサギテントの固定方法①しっかりとペグを打つ

まず、ワカサギテントの基本的な固定方法ですが、ワカサギテントとセットで入っているペグをテントの周りに打ちます。
この時、風上から順番にペグを打ち込むとテント内の風の侵入を防ぎ安全にテントの固定ができます。
風で飛ばされないためのコツ①:氷に刺せるペグを選ぶ
ワカサギテントとセットでついているペグは軽い作りのものが多く、実際の氷にペグを刺そうとすると氷が硬すぎて上手くペグを刺すことができない場合があります。
そんな時は、強いハンマーを使用したり、もっと強度なペグを購入します。
特に氷上のワカサギ釣りのペグには氷用のペグもあり(ネジのように回して差し込むタイプ)、手動で回しながら差し込むアイスペグと電動ドリルを使って差し込むアイススクリューアンカーペグというものがあります。
実際自分達が行く釣り場の氷の状態に合わせて、ペグを選ぶといいかと思います。
とりあえず、ペグを刺してもスカスカッとすぐにペグが抜けてしまうようなら、ワカサギテントの固定としては不十分なので、注意してくださいね。
風で飛ばされないためのコツ②:ロープを張ってペグを打つ
テント周りのペグ打ちと共に、ワカサギテントの周りについているロープも伸ばして、しっかりと地面にペグを打ち固定すると、さらに強固なワカサギテントの固定になりますよ。
こちらのワカサギテント周りのロープも氷に刺しにくい場合は、氷用のペグを使用するなど工夫が必要です。
ロープをペグ(強固なペグ)で固定する場合、ロープをしっかりと伸ばして、地面に対して60°傾けた状態で、ワカサギテントの方に向けて刺しこみます。
そうするとしっかりとロープも張った状態になりますよ。
ワカサギテントやテント周りのロープを張った後、さらに風に飛ばされにくくするための固定方法を見ていきましょう!
ワカサギテントの固定方法②テント周りに雪を乗せる
ワカサギテントやテント周りのロープを張った後、さらに風に飛ばされにくくするためにワカサギテントのスカートの部分をしっかりと広げて、周りに雪を乗せて踏み固めます。
(この時、氷上に雪があればいいのですが、雪の積もっていない湖でのワカサギテントの固定方法は次のアイテムの項目を参考にしてください)
ワカサギテントを張る時に地面の雪をならしたり、雪かきをすると思うので、その雪をワカサギテントのスカートにたくさん乗せて、上から踏むことで重さもまし、結構な強風でも安心してワカサギ釣りができますよ。
その時の天候にもよりますが、雪が多い地域の場合、固定方法①で紹介した、テント周りのロープをペグで打つよりも雪を乗せて固める方が楽でいいかもしれませんね。
(ただロープを張っていない状態での強風下ではテントがバタバタと揺れます・・・)
ワカサギテントにペグを打つことが結構労力を使ってめんどくさい・・・と感じる方もいますよね?
ペグも硬いし、ネジ式も手動では結構力がいります。
そんな方向けのワカサギテントを固定するアイテムがありますよ!
ワカサギテントの固定方法③アイテム使用(アイスアンカー)
ワカサギテントの周りのペグ打ち自体がめんどくさい!という方にお助けアイテムがあります。
それはプロックスのワカサギテント用の「アイスアンカー」という便利なアイテムです。
ワカサギを釣るための穴を余分に一つ開け、付属のカラビナをワカサギテントの上部に取り付け、ロープで繋がれた本体を穴の中に入れて固定するだけです。
このアイスアンカーを使用するためには穴あけ作業が必要になりますが、ペグを何本も打ち込む必要がないため、楽と言えば楽ですよね。
ただ、テント中央にこのロープがぶら下がっている状態になるので、ワカサギテントが小さい場合は釣りの邪魔になるかもしれません。
ペグ打ちをしない楽さを取るか、やはりテント内はすっきりさせたいとペグを打つか、好みで選んでくださいね。
ワカサギテントの固定方法は?風で飛ばされないためのコツを解説します!のまとめ
ワカサギテントが強風でも飛ばされないための固定方法には①しっかりとペグを打つこと、②ワカサギテントの周りに雪を乗せること、③アイスアンカーというアイテムを使うこと、があります。
硬い氷にしっかりとペグを打ち込むコツとしては、氷用のペグを選ぶことも大切です。
また、テント回りのロープもしっかりと張るとよりワカサギテントが風で飛ばされにくくなります。
雪の多い地域ではワカサギテントのスカートの部分にしっかりと雪を乗せたり、ペグ打ちよりもアイスアンカーというアイテムを使用し、手軽にテントを固定するという方法もあります。
自分に合ったワカサギテントの固定方法をやってみて、安全にワカサギ釣りを楽しんでくださいね。
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